遮熱塗装とは？｜佐賀の塗装専門業者「オオグシペイント」
佐賀県白石町にある外壁塗装・屋根塗装専門業者「オオグシペイント」のコラム。
今回は、遮熱塗装についてのご紹介になります。
遮熱塗装＝「快適な住まいと省エネを実現する技術」で塗装すること
遮熱塗装とは、太陽光に含まれる近赤外線を効率的に反射させる特殊な塗料を、建物の屋根や外壁に塗布する技術のことです。
遮熱塗装を施すことで、建物内部への熱の侵入を抑制し、室温の上昇を抑える効果が期待できます。
近年、地球温暖化対策や省エネルギー意識の高まりとともに、遮熱塗装への注目度が増しています。
遮熱塗装の仕組み
太陽光エネルギーの約50%は近赤外線領域の光です。通常の塗料は、この近赤外線を吸収し、熱に変換してしまいます。
一方、遮熱塗料には、特殊な顔料や添加剤が配合されており、この近赤外線を効率よく反射する性質を持っています。
遮熱塗料の塗膜は、太陽光が当たると、その大部分を反射するため、屋根や外壁の表面温度の上昇を抑制します。
これにより、建物内部への熱伝導を抑え、室温の上昇を防ぐことができるのです。
遮熱塗装のメリット
遮熱塗装には、以下のような多くのメリットがあります。
①室温の上昇抑制と冷房費の削減
これにより、エアコンの使用頻度や設定温度を抑えることができ、冷房費の削減に繋がります。
省エネ効果は、建物の構造、断熱性、地域の気候条件などによって異なりますが、一般的に数%～数十%の冷房負荷低減が期待できます。
②快適な住環境の実現
特に、屋根裏部屋や最上階など、夏場に高温になりやすい部屋では、その効果を実感しやすいでしょう。
③建物の長寿命化
特に、金属製の屋根材や外壁材は、温度変化による伸縮が繰り返されると、ひび割れや塗膜の剥がれが発生しやすくなりますが、遮熱塗装によってこれらのリスクを軽減できます。
④ヒートアイランド現象の緩和
遮熱塗装を普及させることで、建物からの熱放射を抑制し、都市部の気温上昇を緩和する効果も期待できます。
⑤環境負荷の低減
遮熱塗装は、地球温暖化対策の一環としても有効な手段と言えるでしょう。
遮熱塗装のデメリット・注意点
遮熱塗装は、初期コスト的に遮熱塗料は一般的な塗料と比較して、多少高価になる傾向がありますが、長期的な視点で見ると、冷暖房費の削減や建物の長寿命化によるメンテナンスコストの削減効果が期待できるため、必ずしも割高とは言えません。
それでも遮熱塗装にはいくつかのデメリットや注意点も存在します。
①冬場の暖房効果への影響
遮熱塗料は、太陽光の熱を反射する性質を持つため、冬場に太陽光による室温上昇を妨げる可能性があります。
ただし、断熱性能の高い建物であれば、この影響は比較的小さいと考えられます。寒冷地などでは、遮熱塗料と断熱塗料の併用や、季節によって効果を発揮するような工夫が必要となる場合があります。
②汚れによる性能低下
そのため、定期的な清掃や、防汚機能を持つ遮熱塗料の選択が重要になります。
③色の選択
そのため、遮熱効果を最大限に引き出すためには、色の選択にも注意が必要ですが、近年では、濃い色でも高い遮熱効果を発揮する塗料も開発されていますのでご安心下さい。
④施工技術
また、遮熱塗料の種類として、比較的安価なアクリル系や、耐候性、耐久性、密着性に優れたウレタン系、耐候性・耐久性が高く、汚れにくくコストパフォーマンスに優れたシリコン系、その他にもフッ素系、無機系等、様々な種類がありますので、遮熱塗装を依頼するためには、信頼できる技術をもつ塗装業者を選び、適切な施工を行ってもらうことが重要です。
佐賀（佐賀市・武雄市・伊万里市）にお住まいで外壁塗装・屋根塗装（遮熱塗装）をお考えの皆様へ
遮熱塗装は、夏の暑さ対策や省エネに有効な手段であり、快適な住環境の実現や建物の長寿命化にも貢献する可能性を秘めています。初期コストや色の選択、施工技術など、いくつかの注意点もありますが、長期的な視点で見ると、そのメリットは大きいと言えます。遮熱塗装を検討する際には、信頼できる技術をもつ塗装専門業者に相談し、建物の状況や予算に合った最適な塗料と施工方法を選ぶようにしましょう。
佐賀県白石町にある「オオグシペイント」は、費用をできる限り抑えながら高品質な塗装工事を皆様へ提供することができる外壁塗装・屋根塗装専門業者（もちろん遮熱塗装もご提案可能）です。佐賀エリア（佐賀市・武雄市・伊万里市など）で、高品質施工の外壁塗装・屋根塗装（遮熱塗装）をご検討の方は、お気軽にオオグシペイントへご相談下さい。
※なお、ご相談いただいた際、現地調査の結果、塗装（塗り替え）しなくて良いと判断した場合は、正直に「まだ大丈夫です」と誠意をもってお伝えしております。
※オオグシペイントは、塗装会社にありがちな闇雲に不安を煽って工事を勧めることは一切いたしませんのでご安心下さい。
